簿記とは?検定の種類や難易度、初心者におすすめな勉強方法も解説!

簿記は就職や転職、進学、キャリアアップなどに役立つため、毎年多くの方が資格を取得しています。この記事では、3種類の簿記検定をそれぞれ説明するほか、特に認知度の高い日商簿記検定について解説します。級ごとの難易度や試験日程、申し込み方法、合格するための勉強法、資格取得のメリットなど幅広く紹介しますので、受験を検討中の方はぜひ参考にしてください。

目次

  1. 簿記とは?どんな意味がある?
    1. 貸借対照表と損益計算書とは
  2. 簿記検定の主な種類
    1. 簿記検定①日商簿記
    2. 簿記検定②全経簿記
    3. 簿記検定③全商簿記
  3. 簿記検定の級位別の試験内容:難易度とは
    1. 簿記3級の難易度と試験内容
    2. 簿記2級の難易度と試験内容
    3. 簿記1級の難易度と試験内容
  4. 簿記資格の取得をするメリットとは
    1. メリット①社会人として必要な一般常識を学ぶことができる
    2. メリット②就職や転職時に書類選考で有利になる
    3. メリット③自営業や経理などの実務に役立てられる
  5. 簿記の資格を取得するのに向いている人とは
    1. 向いている人①経理・会計・経営のスペシャリストを目指したい人
    2. 向いている人②家計のスムーズな管理や見直しをしたい人
  6. 簿記の試験を合格するために必要な学習時間とは
  7. 簿記検定受験の級位別の試験日
    1. 日商簿記検定【3級・2級】の試験日
    2. 日商簿記検定【1級】の試験日
  8. 簿記検定の受験の申し込み方法
    1. 申し込み方法①統一試験(ペーパー形式)
    2. 申し込み方法②ネット試験
  9. 簿記検定の初心者におすすめの勉強方法とは?
    1. 勉強方法①独学で勉強するメリットとデメリットとは
    2. 勉強方法②通信講座で勉強するメリットとデメリットとは
  10. 日商簿記検定を勉強するためのテキストの選び方
    1. テキストの選び方①簿記入門書を読む
    2. テキストの選び方②図・イラストがあり見やすいテキストを選ぶ
    3. テキストの選び方③内容がストーリー仕立てで解説されている
    4. テキストの選び方④最新の情報かどうかを確認する
  11. 簿記検定の初心者が勉強時に気を付けたい注意点とは?
    1. 注意点①簿記の基本を理解せずに問題を解いてしまう
    2. 注意点②値段だけででテキストを購入してしまう
    3. 注意点③機能だけをみて電卓を購入してしまう
    4. 注意点④休日だけの勉強で試験に挑んでしまう
    5. 注意点⑤テキストの丸暗記のみで勉強を進めてしまう
    6. 注意点⑥複数のテキストを買い集めてしまう
    7. 注意点⑦難問に試験のヤマを張る
  12. 簿記検定の最短合格を目指すなら!
  13. まとめ

簿記とは?どんな意味がある?

簿記とは、企業の取引や営業活動を記録・計算・整理する技術です。日々の帳簿記入や貸借対照表・損益計算書などの作成により経営成績と財政状態を把握します。

簿記を学ぶことで、企業のお金の流れや経営状況を把握する力が身に付きます。業績改善や取引先との信頼関係構築にもつながるため、経理や会計担当はもちろん、営業職や販売職でも簿記の知識は役立ちます。

貸借対照表と損益計算書とは

貸借対照表と損益計算書は企業の経営状態を把握するための書類で、決算時に作成されます。

貸借対照表は企業の財政状況を示す書類で、特定の時点(決算日)の資産・負債・純資産の金額と内訳を記載します。損益計算書は経営成績を示す書類で、一定期間(決算期)の利益と支出を記載します。

簿記検定の主な種類

簿記検定には、日商簿記・全経簿記・全商簿記の3種類があります。それぞれの主催団体や特徴を見ていきましょう。

簿記検定①日商簿記

日商簿記の正式名称は「日商簿記検定試験」で、日本商工会議所と各地の商工会議所が主催する簿記検定です。簿記検定の中で最も認知度が高く、学生や社会人など毎年多くの方が受験しています。

日商簿記には1級・2級・3級・簿記初級・原価計算初級がありますが、3級から受験するのが一般的です。年3回の統一試験と年間を通して受験可能なネット試験があり、1級は統一試験のみ、2級・3級は2種類の試験方法から選べます。なお、1級に合格すると税理士試験の受験資格を得られます。

簿記検定②全経簿記

全経簿記の正式名称は「簿記能力検定」で、全国経理教育協会が主催する簿記検定です。上級・1級・2級・3級・基礎簿記会計の5種類があり、主な受験者は経理専門学校の学生です。

上級の試験は年2回、それ以外は年4回実施されます。日商1級と同様、上級合格者は税理士試験の受験資格を得られます。日商1級より若干難易度が低いこともあり、税理士志望者の受験者も多いです。

簿記検定③全商簿記

全商簿記の正式名称は「簿記実務検定試験」で、全国商業高等学校協会が主催する検定試験です。1級・2級・3級があり、主な受験者は商業高校の学生です。

試験は学校の教科書をもとに出題され、基礎的な問題が中心です。全商1級の合格を推薦入試の条件にしている大学や短大もあります。

なお、全商1級と日商2級、全商2級と日商3級は同等の難易度といわれています。

簿記検定の級位別の試験内容:難易度とは

簿記検定には3つの種類がありますが、最も認知度が高いのは日商簿記です。日商簿記には簿記初級や原価計算初級もありますが、実務で使えるのは3級以上です。そこで、ここでは日商簿記1~3級の試験内容や難易度について解説します。

簿記3級の難易度と試験内容

簿記3級は簿記の入門レベルで、仕訳・帳簿の記帳・財務諸表など基本的な商業簿記の知識が問われます。試験時間は60分で合格点は100点満点中70点です。

簿記3級の知識は経理業務だけでなく、社会人の一般常識としても役立ちます。また、資格を取得することで、就職や転職、大学の推薦入試などで有利になることがあります。

簿記2級の難易度と試験内容

簿記2級では商業簿記に加えて工業簿記からも出題され、より実践的な知識が問われます。工業簿記とは製造業で用いられる簿記で、原価計算や製造過程における会計処理などを扱います。試験時間は90分で、合格点は100点満点中70点です。

簿記2級の知識は中小企業の実務レベルで、財務諸表の数字から経営内容を把握できるようになります。また、経理職や会計事務所などの求人では、簿記2級を必須としているケースも多いです。

簿記1級の難易度と試験内容

簿記1級では商業簿記・工業簿記・会計学・原価計算の4科目から出題され、試験時間は前半後半90分ずつの合計3時間です。合格点は100点満点中70点ですが、4科目とも25点中10点以上の獲得が必要です。

難易度は2級に比べて格段に上がり、会計に関する法律を踏まえたうえで経営管理や経営分析できるレベルです。簿記1級に合格すると税理士試験の受験資格が得られるため、「国家資格への登竜門」と呼ばれることもあります。

簿記資格の取得をするメリットとは

簿記資格を取得すると次のようなメリットがあります。

  1. 社会人として必要な一般常識を学ぶことができる
  2. 就職や転職時に書類選考で有利になる
  3. 自営業や経理などの実務に役立てられる

それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

メリット①社会人として必要な一般常識を学ぶことができる

簿記で学ぶ内容には、お金の流れや管理など社会人に必要な一般常識が多く含まれます。例えば貸借対照表や損益計算書といった財務諸表が読めるようになり、自社や取引先の経営状態の把握が可能になります。

財務諸表は成長が期待できる企業を見極めるのにも欠かせないため、新規取引先の開拓や株式投資などでも簿記の知識は役立ちます。

メリット②就職や転職時に書類選考で有利になる

日商簿記は認知度が高く、就職や転職に生かしやすい資格です。3級以上で簿記の一般知識があることを証明でき、書類選考時のアピールポイントとなります。

2級は実務レベルの知識があることを証明できるため、企業の経理職や会計事務員を目指すなら2級の取得がおすすめです。また、2級は難易度も高いため、目標に向かって努力できる粘り強さもアピールできます。

メリット③自営業や経理などの実務に役立てられる

簿記を学ぶと財務諸表が読めるようになり、自社の経営分析が可能になります。経営に必要な知識も得られるため、日常的な会計処理や毎年の確定申告などでも役立ちます。

また、銀行から融資を受ける際は貸借対照表や損益計算書の提出を求められます。これらをきちんと提示して健全な経営状態であることを示すことで、スムーズに借り入れしやすくなります。

簿記の資格を取得するのに向いている人とは

簿記資格の取得は就職や転職のアピールポイントになるだけでなく、キャリアアップや家庭でも生かせる機会があります。このため、次のような人も簿記の資格取得に向いています。

  1. 経理・会計・経営のスペシャリストを目指したい人
  2. 家計のスムーズな管理や見直しをしたい人

それぞれ詳しく見ていきましょう。

向いている人①経理・会計・経営のスペシャリストを目指したい人

簿記3級は経理や会計の基礎知識が学べるため、社会人に必要なお金の知識を得たい人におすすめの資格です。簿記2級では実践的な知識が習得でき、経理や会計のスペシャリストを目指せます。

また、財務諸表を読み解くスキルは会社経営に必須です。将来的に管理職や独立を目指す方にとっても役立つ資格といえるでしょう。

向いている人②家計のスムーズな管理や見直しをしたい人

簿記を学ぶとお金の流れを把握できるようになるため、家計の管理や見直しに役立てることも可能です。また、財務諸表などを読めるようになり、株式投資などの資産運用にも活用できます。

さらに、青色申告に欠かせない複式簿記のスキルが身に付くため、自営業の方は自分自身でスムーズに確定申告できるようになります。

簿記の試験を合格するために必要な学習時間とは

日商簿記3級の合格に必要な学習時間は、実務経験や予備知識がない方で100時間程度といわれています。毎日1~2時間の学習で3ヵ月程度が目安ですが、効率よく学習を進めればさらに短時間でも合格を目指せます。

毎日決まった勉強時間の確保が難しい方は、休みの日に集中して勉強したり、通勤・通学や休憩などすきま時間を活用すると良いでしょう。

簿記検定受験の級位別の試験日

日商簿記検定の試験方法や受験日は1級と2・3級で異なります。

日商簿記検定【3級・2級】の試験日

日商簿記3級と2級には、ペーパー形式の統一試験とパソコンを使って解答するネット試験の2種類があります。

統一試験は大学などの会場を利用して通常2月、6月、11月の年3回おこなわれます。ネット試験は全国のテストセンターや商工会議所パソコン教室でおこなわれます。試験日は会場ごとに異なり、ほぼ毎日や月2回など定期的に実施されています。

日商簿記検定【1級】の試験日

日商簿記検定1級は統一テストのみで、6月と11月の年2回実施されます。2・3級と比べると受験の機会が少ないため、しっかりスケジュールを組んだうえで学習を進める必要があります。

簿記検定の受験の申し込み方法

簿記検定の申し込み方法は、統一試験とネット試験で異なります。

申し込み方法①統一試験(ペーパー形式)

統一試験の申し込み方法は、インターネット・郵送・電話・FAX・商工会議所の窓口などです。ただし、各地の商工会議所が実施するため、対応する申し込み方法は受験地により異なります。

申し込み後クレジットカードや振込などで受験料を支払うと、受験番号や試験会場、持ち物などが記載された受験票が届きます。より詳しい情報を知りたい方は、試験日の2ヵ月前以降に受験希望地の商工会議所までお問い合わせください。また、各地の商工会議所の試験情報は次のページでも確認できます。

日本商工会議所|簿記申込み情報検索

申し込み方法②ネット試験

ネット試験は、商工会議所が試験を委託する株式会社CBT-Solutionsの受験者ポータルサイトから申し込みます。申し込みの流れは次の通りです。

  1. 「新規登録」からメールアドレス・氏名・生年月日・電話番号などを登録
  2. 受験者マイページにログインし「CBT申込」に進む
  3. 受験する試験を選び、空き状況を見ながら試験日・会場・時間を選択
  4. 支払方法を選択(この時点で試験予約完了)
  5. 支払期限内に受験料を支払う(期限を過ぎると自動的にキャンセル)

さらに詳しい情報は次のページでご確認ください。

ネット試験受験の申し込みの流れ | 商工会議所の検定試験
日商簿記 | CBT-Solutions CBT/PBT試験 受験者ポータルサイト

簿記検定の初心者におすすめの勉強方法とは?

簿記を一から学ぶ方は、簿記3級から受験するのが一般的です。簿記3級の勉強方法には、主に独学と通信講座の2種類があります。それぞれのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

勉強方法①独学で勉強するメリットとデメリットとは

簿記3級の難易度は決して高くないため、簿記初心者の方でも独学で合格を目指せます。独学のメリットは費用を抑えられるということです。また、通勤・通学や休憩中など自分の都合に合わせて勉強できるのもメリットといえます。

一方、ひとりで勉強を進める必要があり、モチベーションの維持が難しいのがデメリットです。また不明点があったとき、簿記に詳しい人が周囲にいない場合は自分で調べて解決する必要があります。このため、スケジュール管理や自分で調べて理解するのが苦手な方は、途中で挫折する可能性があります。

勉強方法②通信講座で勉強するメリットとデメリットとは

独学だとモチベーションの維持が難しいという方には通信講座がおすすめです。独学に比べて費用がかかるというデメリットはありますが、スタート時に設定したスケジュールに合わせて効率的に学習を進められます。

通信講座では出題傾向に合わせた教材が準備されているため、自分でテキストを選ぶ手間がありません。また、オンラインで講師に質問できるなど、合格に向けたサポートを受けられるのもメリットです。

簿記3級は人気資格のため、多くの通信講座が存在します。それぞれ費用やサポートなどに違いがあるため、自分に合った講座を選ぶことが大切です。

日商簿記検定を勉強するためのテキストの選び方

簿記3級合格への第一歩はテキスト選びです。ここでは、簿記初心者の方がテキストを選ぶ際のポイントについて解説します。

テキストの選び方①簿記入門書を読む

簿記初心者の方がいきなり問題集や過去問からスタートすると、用語や簿記の流れなどがわからず挫折してしまうことがあります。まずは初心者向けの入門書を読み、流れや仕組みなどを大まかに把握しましょう。これにより、学習内容をスムーズに理解しやすくなります。

テキストの選び方②図・イラストがあり見やすいテキストを選ぶ

簿記の仕組みは言葉で説明されても理解しにくいため、図やイラストが豊富なテキストがおすすめです。図やイラストがあると記憶に残りやすいというメリットもあります。

計算方法やつまづきやすいポイントなどが、図でわかりやすく説明されているテキストが理想です。書店で複数冊比較して、自分にとってわかりやすいものを選びましょう。

テキストの選び方③内容がストーリー仕立てで解説されている

内容が堅苦しいとモチベーションの維持が難しいため、ストーリーや漫画仕立てで解説されているテキストがおすすめです。専門用語や数字などに苦手意識がある方でも自然と頭に入り、理解しやすくなります。

テキストの選び方④最新の情報かどうかを確認する

簿記検定の出題内容は社会情勢や法律改正などに合わせて改定されるため、古いテキストは出題範囲が異なる場合があります。特に中古のテキストを購入する際は、最新の年度に対応しているか必ず確認しましょう。

簿記検定の初心者が勉強時に気を付けたい注意点とは?

簿記検定の初心者が陥りがちな注意点は、次のようなものがあります。

  1. 簿記の基本を理解せずに問題を解いてしまう
  2. 値段だけででテキストを購入してしまう
  3. 機能だけをみて電卓を購入してしまう
  4. 休日だけの勉強で試験に挑んでしまう
  5. テキストの丸暗記のみで勉強を進めてしまう
  6. 複数のテキストを買い集めてしまう
  7. 試験の解答に難問にヤマを張る

それぞれの対策方法について見ていきましょう。

注意点①簿記の基本を理解せずに問題を解いてしまう

簿記3級は簿記の基礎知識が問われる比較的簡単な試験です。しかし、日常生活では出てこない用語が多く、商業高校で簿記を学んでいる人や経理や会計の仕事に関わっている人でなければ問題を理解するのも困難です。

まずはテキストを読んで簿記の仕組みや専門用語を理解したうえで、練習問題や過去問に取り組みましょう。

注意点②値段だけででテキストを購入してしまう

簿記検定は人気資格のため、数多くのテキストが出版されています。複数を見比べて自分にとって理解しやすいものを選びましょう。また、安いからといって中古テキストを選ぶと、最新の出題内容に対応していない場合があるため注意が必要です。

注意点③機能だけをみて電卓を購入してしまう

簿記検定では電卓を使用できますが、次の機能のある電卓を持ち込むことはできません。

  1. 印刷機能
  2. メロディー機能
  3. プログラム機能(日数計算、時間計算、換算、税計算、検算は可)
  4. 辞書機能

関数電卓などの高機能なものを購入しても試験会場では使用できないため、手持ちのものや安価なもので十分です。試験に向けて新たに購入する場合は、キーの押しやすさや配置、表示の見やすさなどを重視して選びましょう。

注意点④休日だけの勉強で試験に挑んでしまう

休日だけの勉強では前回から日数が空いてしまうため、せっかく覚えた内容を忘れてしまいがちです。学習内容を効率的に身につけるためには、毎日の積み重ねが肝心です。

平日にまとまった時間が取れない方は、通勤・通学や休憩時間などのすきま時間を利用するのもひとつの方法です。

注意点⑤テキストの丸暗記のみで勉強を進めてしまう

簿記検定では応用問題やひっかけ問題も出題されるため、テキストの丸暗記では対応できません。自分で考えて答えを導き出せるよう、過去問題などを繰り返し解きましょう。

注意点⑥複数のテキストを買い集めてしまう

「1冊だと不安だから」と何冊も購入したくなりますが、簿記3級のテキストは基本的に1冊あれば十分です。情報が豊富で自分が理解しやすいと思うものを1冊用意しましょう。

テキストごとに図や説明方法は異なりますが、理解すべき内容は同じです。テキストが自分に合っていれば、1冊を何度も読み込む方が理解を深めやすいです。

注意点⑦難問に試験のヤマを張る

簿記3級の合格点は100点満点中70点で、商業簿記の基本をしっかり身につければ十分合格可能です。このため、出題傾向の低い難問にヤマを張るのは効率的とはいえません。ヤマを張るよりは基本をしっかり押さえ、ミスなく解答できるよう過去問などで反復練習をおこないましょう。

簿記検定の最短合格を目指すなら!

ヒューマンアカデミーでは、試験の頻出ポイントを押さえたテキストや問題集を用意しています。動画とテキストで学習し、問題集で定着、答案練習で試験対策することで、簿記初心者でも無理なく合格を目指せます。

学習サポートプラットフォーム「assist」を使えば、学習スケジュール作成や講義動画の視聴、練習問題にも取り組めるため、効率的に合格を目指せます。最短で合格を目指したい方や、独学だとモチベーションの維持が難しい方は、受講を検討してみませんか。

https://haec.athuman.com/shop/pages/boki.aspx

まとめ

簿記は企業の取引や営業活動を記録・計算・整理する技術です。その知識や技術が問われる日商簿記検定は、認知度が高く、就職や転職、進学やキャリアアップにも役立ちます。2級・3級はペーパー方式の統一試験とパソコンを使ったネット試験の2種類があり、このうちネット試験は一年を通して実施されるため、スケジュールや学習の進み具合に合わせて受験可能です。

3級の難易度は入門レベルで、簿記初心者の方でも100時間程度の学習時間で合格できるといわれています。自分に合った勉強方法を選んで、資格取得を目指しましょう。

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