易実務検定は、平成10年より新しくスタートした、就職に有利になると共に国際ビジネスの第一線で活躍するための登竜門となる、注目の資格です。

異なる国と国の間で行われる商取引においては、様々な困難が生じることがあります。また近年のグローバル化やインターネットの発達により、商社に限らずあらゆる業種や個人が直接海外との取引を行うケースが増えています。 貿易の自由化が世界的な潮流となった今、日本でも今後ますます多くの貿易実務のエキスパートが求められることは言うまでもありません。貿易実務の役割は、取引先との交渉や契約の締結、各種必要書類の作成、輸送手段の手配や通関依頼まで、多岐にわたり複雑ですので貿易関連法規を中心に学習する「通関士」試験とは異なり、「貿易実務検定」ではマーケティング、商談、契約、代金決済、信用状況、クレームなど、貿易実務について、広く学習して貿易実務に関わる方の実務能力や知識を把握することにより、実務を体系的に理解して仕事に対する意識改革にとても効果的です。
実務経験年数やレベルによりA～C級に分かれ、受験する級を自由に選ぶことができますが、この講座では商品の輸出入などの貿易に関わる実務を全般的に行い、実務レベルの英語力、貿易に関する豊富な知識や事務処理能力など幅広い能力が求められる「貿易実務検定C級」に直結した内容です。